骨董市

「ヤクザがスられてんじゃねえよ」
何食わぬ顔で組長や見習いさん、そしてお呼びしていた虎丸様達と合流するなり組長にそう言われてしまった。
着物姿でどっしりと腕組みをして睨み下ろされると背が縮む思い。
どうしてわかったのだろうか、きちんと何食わぬ顔をしていたと思うのだけれど。私の何食わぬ顔というのは一般の不機嫌顔にあたるのだと客観的に知っている し、顔の筋肉はこわばって痛くても嬉しくてもさして変わりないのだ。どうしてわかったんだろうか。
「組長、どうして」
どうしてを口にするなと以前に咎められたことがある。
組長が口にすることはすべからく受け止めよと言われた、若かった頃の私はそれを酷い傲慢だと思わないでもなかったけれど結果受け止めて悪い方向に事態が動 いたことは記憶上なく、組長の言葉の真実を立証してみせた。

『いいか、俺は伊達臣人だ』

伊達臣人が話す言葉は、他の誰が喋るのと同じ日本語だけれど、その言葉のなんと重いことか。
私がすれば単なる自己紹介に過ぎない組長の言葉には続きがある。

『だがお前が俺を見限るのは自由だ、遠慮なくそうしろ』

そんな寂しいことを言う。俺だけを信じていればいいのだと言ったその直後、同じ口でこんな事を言い出す。若かった私は他愛なくその言葉同士が作り出した大 波の狭間でひらひら揉まれたものである。しかし結局今に至るまで私は組長を見限るどころか、離れがたさまで感じてしまっていた。
一度剣様に尋ねてみたことがあった。
『組長はどうも、人と言うものを信じていないのではないでしょうか』
剣様の答えは私の疑問とは真逆だった。
『あいつが信じられないのは、あいつ自身さ』
けれどそれを認めることができない、したくないのさ、そう剣様は言った。そして剣様はやめて桃と呼んでくれとも。そんなとんでもないことはできませんと答 えて、私は桃様と呼ぶことにさせてもらった。
若い頃の話である。
今では桃様の言いたかったことが、少し分かる。気がする。
私は少し笑った。誤差程度にしか見えなかろうと私は笑った。




「財布スられて笑ってんじゃねえ」
「…申し訳ありません」
組長には不思議なことに、私が笑ったのがわかるらしい。いまだ見習いさんには「怒ってますか」と重ねて尋ねられることも多いのだけれど、組長が私の感情を 汲み取り違えたことはほとんどないように思う。もっとも私が大事にしていた陶器を軽々割られて萎れていてもまるで気にしないようなところもあるのだが。
「しかし、どうして」
また私はどうしてを口にした。組長は普段どおり、ふふふんと得意げに笑っている。当然だと言いたげに、顎を反らして。私は組長の顔バリエーションの中で多 分この顔を一番多く見ていると思う。
答えたのは見習いさんだった。
「これ、仏頂面さんの財布ですよね」
見習いさんは左手にお好み焼きを持ったまま私へ右手を差し出した、どうでもいいですけれどね、後で口の周り拭きなさいね、酷いから。
右手にあったのは、
「あ」
間違いなく私の、五年以上前に買った一万円もしない合皮の安物だった。手にしたとたんにタダイマと声が聞こえそうなほど私の手にくたくたと柔らかくなって なじんだ。
「これはどこに」
「ゴミ箱です。イカ焼きの串捨てにいったらありました」
…お好み焼きの前に、イカ焼きも食べたんですね。よく見れば組長含め皆さん舌がピンクでグリーンで、カキ氷も召し上がったと。
夕飯はたぶん、少なくていいかもしれない。それとも虎丸様行きつけのお店で済ませてしまっても。
…と、
「ゴミ箱?」
ゴミ箱に財布が捨ててあったからわざわざ拾ってきたのだろうか、私の言葉にしない疑問に答えたのは虎丸様だった。
「他にもドッサリ捨ててあって、ただ捨てたんじゃあねえと思ってのう」
「…なるほど、その中に私の財布も」
「どっかで見たボロ財布だと思ったぜ」
組長がフンとつまらなそうに言う。見習いさんがわざわざそのうち一つを見咎めるような、注意深いはずもないだろうしということは、ゴミを捨てにわざわざ組 長が腰を上げて行かれたということだろう。組員が見たら驚くだろうか、それともさすが組長と御輿を上げるだろうか。
「で、てめえはノコノコ戻ってきたな?」
「……はい、申し訳ありません」
「馬鹿野郎ッ!」
組長が腹の底から私を叱り付ける、叱り付けるじゃあ生ぬるい、叱責、恫喝、いやそれよりも、
どやしつけられた。
道行く外国人観光客の一団が立ち止まってわざわざ指差してオーゥ、サムラーィとささやき交わしている。カメラまで向ける金髪の姿も見える。
私は焦った。
「申し訳ありません」
深く頭を下げて詫びる。組長の声ときたら冷え冷えと冷え込んで冷たい。
「てめえは俺のやった給料をチンケなスリにくれてやったってのか、ええ?」
伊達屋敷(近隣住民の方は皆あの家をそう呼ぶ)だったら私は間違いなく土下座していて、組長は間違いなく私の頭蓋骨をみきりみきりと足の裏で踏みつけてい るだろう。そうしたらあそこの外国人達はきっとハラキリコールをするに違いない。
しかしここは外、衆目の下ではそんなわけにもいくまい。
確かに組長からいただいた給料入りの財布をスリとられた私がマヌケだ、申し開きのしようもない。
「……申し訳ありません」
馬鹿の一つ覚えのように繰り返した。この人の前で頭を下げるというのは中中勇気がいることで、刃より鋭い組長の気配に晒されて後頭部は今にも禿げ上がりそ うにすくみあがってしまう。ふと翌日の枕が心配になった。
顔上げろ、そう言われて顔をサッと上げる。恐る恐るやっているとまだるっこしいとどやされそうで。

「…買い物は済ませたか、仏頂面」
「…ええまあその、ほぼ」
正直に言えばもっともっともっと見ていたかったし、探していたものはまだ見つかっていない。たまたま会計の段になって財布がなくなったことに気づいて戻っ てきただけなのである。
ほぼ、という私の言葉を聞き流して組長はすっくと立った。いやずっと立っていたのだけれど、姿勢を直した。
すっく、という言葉には寂しさだとか然だとか律という感じが漂う、こんなに人で賑わっている中に際立って組長は立っている。
「仏頂面、それなら俺が今度は楽しむ番だな?」

番だな?としっかりと悪い人の笑顔で晴れ晴れとそうおっしゃる我らが組長に、誰が逆らえようか、いやない。
色事よりも荒事を!
盛大な荒事を!
全身でそう叫ぶ組長は子供のように、と言うには自我が強すぎる笑顔である。
その臨戦態勢メラメラな組長を目の当たりにしたらしく、後ろで見習いさんがギュウとなんだかみょうちきりんな声を上げた。
「伊達ェ、何するんじゃ」
虎丸様がわくわくと聞いた。この方でも駄目だ、もともと私や見習いさんとは違って荒事は生活の一部だった人だ。
私は見習いさんに、避難しましょうと言った。
「に、逃げるってどこに逃げるんですか!」
…確かに逃げ場なんてどこにもありはしないのだ。
どこから取り出したのかわからない、本当にどこから取り出したのかわからない槍を組長が意気揚々と構えてみせる。
オーゥアメーィズィング、外国人観光客は盛大にフラッシュを焚いて囃した。








その直後、
槍を取り出した組長が一声吠えた。
「封鎖!」
と。その一言で骨董市をぐるりに囲むように出展されていた出店の男達がワッと店を放り出して駆け出した。あっけに取られる私たちを尻目に、見れば傷あり金 歯ありの強面立ちである、さらによくよく見れば見覚えのある――
「うちの組員じゃあないですか!」
気づかなかった私がまことに愚か、その出店はうち、伊達組の構成員達が営業していたのだった。
つまりこの骨董市じたい伊達組が大いに噛んで取り仕切っていたという訳だ。取り締まりと商売を兼ねている、組長らしくないうまいやり方だった。
「あ、本当っすね、皆いるんじゃあねぇですか」
見習いさんは駆け出す男達の立てた土煙を吸い込んで盛大にムセる。と、組員達は神社の境内に通じる出入り口をあっという間、完全に封鎖してしまった。
お客様達がある方は不安そうに、またある方はドラマかなにかの撮影かとカメラを探している。
私はどうすべきかを考えていたところに、虎丸様のあの愛嬌があって太い、声量のありすぎる声が境内じゅうに響き渡った。

「ご来場の、あ、おっきゃくさまァ、ちょっと聞いてくんなァ!!」

すごい声だ。
マイクなど使わなくても、スピーカで届けなくてもしっかりと虎丸様言うところの『男気』は隅々まで声を言葉を届けた。届いた証拠に境内の誰もが打たれたよ うに静まる。

「おっきゃっくさーん!の、中にィ、このお財布なくしたっちゅう人、いますかー!たっくさんお財布、捨てられとったぞー!」

底抜けに明るい愛嬌たっぷりの声で虎丸様はどうしてだか、(どうしてだと聞くのもおかしいほど自然に)パンツ姿で大量の財布を腕に抱えながらがなる。
人々がそのおかしな姿に眼を引かれて声に促されて虎丸様の方へと足を向ける、自分の財布を確かめる、尻ポケットを叩く、バッグを開く、
「アッ、俺の財布!」
誰かが不意に叫んだ。その叫び声は静まった境内に刺さるようにして響く。私は買った骨董品をベンチの下へと押し込むと口を開けてぽかんとしている見習いさ んの背中を軽く叩く。飛び上がって驚かれた。

「ハオファッ!」
『私の財布が無いわ!』
「…驚かないでください。さあ行きますよ、」
「捕り物ですか!」
『やられた、財布が無い!』
「…まあそうです。今なら出口は封鎖されているでしょうから逃げ場もない、挙動のおかしな人を見つけます」
「キョドー」
「…怪しい人間を見つけますよ」
「曲者っちゅうこってすね」
「……まあそうです」

組長と毎日時代劇見ているからだろうか。
私は出口を固める組員のところへまず駆けつけ、その中で何人か人員を割いてもらい境内へと潜ってもらう。顔は知らない、だが今きっと持っている他人の財布 の処理に困っているだろうからゴミ箱のあたりをきちんと確認してもらう。
私は走った。
横目に骨董をチラつかせながら。

「皆、ちゃあんと財布あっかよう!無い奴は手ェ上げろィ!スリじゃ、スリがおるぞ!!」

虎丸様の号令にワッと境内が弾けて、それからパラパラと手が上がる。スリというそのものずばりな単語にあっという間に騒ぎになった、しかしそれはここから すぐに動こうという動作に繋がるものではない。『被害者であれば、被害者になりうる人であれば』の話だけれど。もし万が一を考えておそらく皆その場から動 かずに自分の財布を確認するだろう、逆に動き出すものがあればそれは――


「キャッ」


私の耳が確かに悲鳴をとらえた、誰かに勢いよくぶつかられたりした際に出る咄嗟の悲鳴。私は立ち止まる、見渡す。

「あいつッ!」

見習いさんが駆け出した、目指す方向には若い女の人が一人尻餅をついている。女の人が見習いさんへとその男を指差して示す。紺色のジャンバー(最近はブル ゾンだとか言うそうだ)にジーパンの男が駆けて行く、人ごみを掻き分けながらのために中中速度は上がらないが男は体格がよく、弾くようにして境内から抜け 出そうと走る。私達も追う、息がヒュウヒュウと情けなく鳴った。

「待てえ!」
「あいつだ!」
私と見習いさんは大声を上げて周りの人々にスリの存在を知らせる、人々が更にどよめく。けれど、

「わ」

私の目の前を走っていた見習いさんが突然横ざまからぬうと伸びてきた腕に突き飛ばされた。予想もしなかった場所から攻撃を受けて見習いさんが地面へと大き く転がっていく。

「見習いさん!」

私の目の前に、その男が立ちはだかる。視界の奥でさっきの紺色ジャンバーが人並みに紛れ込もうと必死になっているのが飛び込んでいく。確かにスリが二人、 いやそれ以上だということに気づかなかった私が愚かだった。

「どけーっ!!」

耳へビンビンと突き刺さりそうな蛮声。私は一歩踏み出した、退くな、それが伊達組の教えである。しかしこれには前提があった、『実力がさほど離れていない 場合』ということ。組長は無駄死にをよしとは決してしない。
目の前の男はおそらく百八十センチ以上、そして手にはビニルシートから持ち上げた古びた翡翠の置時計。いかにも重たげなそれを振り回しながら人垣を崩そう と男は更に声を張り上げた。さっきの男よりも更に肉付きは良さそうで、似たようなジャンバーを着込んでいる。

「うおおっ!!」

男が時計を振りかぶって殴りかかってくる、私は小さく拳を作って身を屈めた。


「俺の番だと、言っただろうが」
私のすぐ横をすり抜けていくその声。
私がその声へと意識を向けかけたのと同時に目の前の男が地面へと崩れていく。何がどうやってそうなったのか、瞬きすらしていなかったのに見ることすら叶わ なかった。
不機嫌そうなその声、眉の間の皺まで目に浮かぶようだ。声と共に颯爽と、それこそ芝居の中の主役のように颯爽と現れる。

待っていました千両役者、天下無双の男前!

「俺の名前を、言ってみろ!」


伊達臣人、生き生き艶々はつらつと、春の風に名乗りを上げてのご登場でございました。






私は何も知らなかった。
――そのスリグループがこうした骨董市や縁日を狙って荒稼ぎをしていたことも。
何も知らないで、組長の手のひらの上で遊んでいた私は本当に何も知らなかった。
――それに業を煮やしていた地域の有力者から、何とかしてくれと伊達組長へと依頼があったこと。
何も知らない私は一生懸命に手を伸ばしたけれど、すんでのところで届かない。
――組長はこの骨董市の随分前から手配を済ませていたことも。


受け止め損ねた涼しい緑の江戸ガラスのデキャンタは指先をすり抜けて地面で砕ける。
「ああ!」
私の頬を掠めて後方へと跳んで行ったのは箸、一瞬だけど横目にキラリ輝いたのは螺鈿、見事な塗り箸。私の耳は誰かがそれを踏みつけにした音まで聞いてしま う。
「ああ!」
足元に散っているのはどうやら徳利、染付けの藍が悲しく私を見上げている。とても破片とは言え踏みつけにはできない。
私はただ嗚呼嗚呼と叫ぶだけ、目の前で暴れ始めてしまった組長を誰が止められようか。

「どうした、それで終わりか!」

組長が出店の陳列からてきとうに掴んで男を思い切り殴ったのは大型の五玉のそろばん、男は顔面に五つきっかり揃った痕をつけて背中から地面へと倒れ行く。 見習いさんがそこへ飛び掛って行って、うつくしい帯紐でもってふんじばる。
「御用じゃ!」
得意そうな見習いさんの後ろ頭へ、飛んできた大皿がぶち当たって砕けた。――ああ、赤絵が粉々に…。いや、大丈夫でしょうか!


「弱いっ!面倒だまとめてかかってきやがれ!」

私は組長がふるった拳の鋭さに、ちょうど運悪くそこに陳列されていた掛け軸が切り裂かれたのを見て、落涙しかける。

スリグループは私の予想をはるかに超えて十人近かった。仲間の危機にかけつけたあたりは最近の犯罪者にしては義理人情の香りもあってよかった、そして敵が 多ければ多いほど組長は上機嫌だ。

反対に私の機嫌は急降下していく。組長ときたら登場したはいいが一人目を槍の柄で小突き倒してからはすぐに私へとその槍を預け、徒手空拳でナイフや骨董で 武装した男たちへと立ち向かっていったのである。私は組長が惜しげなくその場にあるものを武器として活かす(と言えばカッコウがいいが、つまりは手当たり しだいでぶん殴る)戦い方をしているのをただただ悲しみで持って見守った。



十人を一人が倒す――そんな非日常的な光景にすっかり平和ボケした日本人や、忍者侍大好きな外国人観光客は拍手喝さいで観戦している。
武器を無理やり提供させられている骨董市の出店主人は私と同じような気持ちだろうが、
「破損したものは、私どもが買い取らせていただきます」
と私が説明をしてまわったために今のところは静かだ。しかし金には替えがたい魅力を持つ馬の目皿や、見事な蝶々の取っ手のティーセットが無残に破壊されて いく様は本当に、むごい。金の問題ではない。


「やっとるのう」
服をまだ身に着けていない虎丸様がのっそりと人ごみから顔を出した。
「ありがとうございます。…ご迷惑を」
「うんにゃ、にしても伊達、楽しそうじゃのう」
虎丸様は手のひらでひさしをつくって組長が腿もあらわに盗人どもを千切っては投げ千切っては投げしているさまをまぶしそうに眺める。
「…そうですね」
「わしも行ってみっかのう」
二の腕に力こぶこさえた虎丸様に、どこまで地獄耳なのか組長が叫んだ。

「てめえの助けなんざ、いらん!」



「助けっちゅうか、」
「楽しみ、ですよねえ」

私と虎丸様は笑った。組長は昔男塾にいた際、一対一の正々堂々たる槍や拳での闘いが多かったと聞く。けれど私はこうして自由自在に闘う組長を見るたびに思 うのである、あの人は生きるために闘っていると。こうして培った実力と共に誇りや矜持が生まれてから多少ルールにのっとった戦い方をするようになったのだ ろうが、もともとは無様だろうが滑稽だろうがめちゃくちゃに、あるもの全てを活かしながらがむしゃらに闘った人なのではないだろうかと。
私は組長の過去を知らない。


春の日差しの中、私は組長がはつらつと笑うのをただ見ている。
「のう、そういやハギ」
「はい?」
「ハギヤキっちゅうの探してたんじゃろ、聞いたぜ」
これかのう、と虎丸様はその手に対して小ぶりの茶碗を私へと突き出した。
ちょっと力を入れようものならたやすく砕けそうな、細かいヒビが入った白灰茶の茶碗。私はそれを受け取るとつくづくに眺めた。どかんばきん、何かが砕ける 音。

「素敵な茶碗ですね、ありがとうございます。組長に萩を探していたんですよ」
「ほーん、なんか理由でもあるんか?」


私はちょっと声を潜めた、そうするとますます渋い顔になるけれど構わず、小声で囁く。

「萩は、植物の萩ですが―虎の恋人という意味があるんです」

虎丸様はちょっとあっけに取られたようだった。そして、

「こりゃ、ケッサクじゃ、ワッハハハハッ!」

腹を抱えて大笑い。私も誤差ではあるけれども笑う。



ちょうど組長が七人目のスリを投げ飛ばした時だった。
モクジ
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